震災から25年…
2020.01.17
今日は阪神大震災から25年の日。
JR芦屋駅前広場に献花台が設置され、震災当時の芦屋の街の写真が展示されていたので、コグマキッズルームのみんなで献花に行きました。
静かに手を合わせるお子様達でした。
写真を見て「お家ぐちゃぐちゃになってる…」「道路に穴があいてる…」など言いながら、真剣に1枚1枚見ていました。
お子様にはちょっと怖かったようですが、25年前に実際に起きたこと。しっかり伝えていかなければいけません。
その後、お部屋に戻りもう一度、地震のお話と、避難訓練をしました。
地震を経験したスタッフのお話を聞いて、「お皿割れたの?」「怪我しなかった?」とお子様から質問も出ていました。
今日はいつも以上に真剣にスタッフのお話に耳を傾けていました。
避難訓練では、地震はいつ起こるかわからないので、テーブルがある場所での訓練と、ない場所での訓練をしました。
テーブルがない場所で、どこが安全か考えてもらう時間も作りました。
窓の近くはガラスが割れるかもしれない。棚の近くは上の物が落ちてくるかもしれない。みんなで考えながら、安全な場所を考えました。
頭をしっかり守ることも大切です。
揺れがおさまったら、防災頭巾を被って災害避難場所へ避難します。
(今回はすぐに倒壊の危険があり、大急ぎで建物から離れる訓練なので裸足です。大袋に子供の靴を入れ、近くの安全な場所で靴を履きます。)
スタッフのお話を聞いて素早く行動することができていました。
正午、みんなで黙祷をして、鎮魂の祈りを捧げました。
地震は必ず起こります。
その時、しっかり自分の命を守れる行動がとれるように、いろんなことを想定して普段から考える力を小さい頃からつけることが必要ですね。
こういう時はどう動く?どうしたらいい?とスタッフ間でも話し合い、確認しました。私たち大人がしっかり守れるようにしなければいけません。いざとうい時に安全な判断ができるよう訓練は大切です。
この機会にご家庭でも、地震のお話や避難ルート、避難バックの確認をしてください。