絵本『ちょっとだけ』
2019.03.05
朝の会で『ちょっとだけ』という絵本を読みました📘
なっちゃんのお家に赤ちゃんが生まれて、忙しくなったお母さん。本当はお母さんと手をつなぎたいなっちゃんですが、赤ちゃんを抱っこしているのでお母さんのスカートを”ちょっとだけ”掴んで歩きます。牛乳をコップに注ぐのも、ボタンを留めるのも、髪の毛を結ぶのも自分で頑張ります。
お姉ちゃんとして頑張るなっちゃんですが、お母さんに”ちょっとだけ”甘えたくなり、抱っこをしてほしいとお願いします。お母さんに”ちょっとだけ”じゃなく”いっぱい”抱っこしてもらったなっちゃん。その間、赤ちゃんには”ちょっとだけ”我慢してもらっていました。
今までは、お母さんにやってもらっていたことを、お姉ちゃんとして自分でやろうと頑張るなっちゃんの姿と、お母さんの優しさや愛情が描かれている素敵な絵本です✨
コグマキッズルームにも小さな可愛いお友達が増え、今まで1番年下だったお友達や年長だったお友達もさらにお兄さん・お姉さんになりました。
今まではお散歩中に抱っこを求めていたお子様が、しっかりと自分の足で歩けるようになったり、
おもちゃを貸してあげたり、
小さいお友達が眠っているからと静かな声でお話してくれたり・・・
小さいながらに年上としての我慢や頑張り、優しさが感じられます☺️
そんなお兄ちゃん・お姉ちゃんに優しくしてもらって、小さなお友達もとっても嬉しそうです💕
本当は甘えたかったり、自分の思うように遊びたかったりを我慢しながら、ちょっとずつお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていくお子様たちの姿が絵本のなっちゃんと重なりました☺️
絵本を読み終わった後に4歳のお子様に「本当は抱っこしてほしいなって思う?」と聞いてみると、「ううん。もう赤ちゃんじゃないから抱っこしてほしくな〜い」とのこと。でも、ちょっと抱っこさせてもらうと、ちょっぴり照れながらも嬉しそうなお子様でした❤️
大きいお子様と言っても、まだまだ甘えたい年齢です。コグマキッズルームは異年齢保育を行っていますが、年齢別の保育も取り入れています。どのお子様も思いっきり遊び、一人ひとりと関わる時間も大切にしています🎵